近年、ビジネスシーンにおける服装において、スーツよりもカジュアルダウンした「ビジネスカジュアル」に注目が集まっています。
この記事では、女性のビジネスカジュアルとはどんな服装なのかや基本のアイテム、覚えておきたいマナーについて紹介します。
- 1 ビジネスカジュアルの定義とは
- 2 女性のビジネスカジュアルの基本的な服装・アイテム
- 2.1 ジャケット
- 2.2 パンツ
- 2.3 膝丈スカート
- 2.4 インナー
- 2.5 シューズ
- 3 女性のビジネスカジュアルの注意点・マナー
- 3.1 露出は控える
- 3.2 カラーは3色以内
- 3.3 きちんと感を意識する
- 4 ウェアに関するおすすめ記事
- 5 ビジネスカジュアルで女性らしいおしゃれを楽しもう
ビジネスカジュアルの定義とは
ビジネスカジュアルとは、スーツよりもやや堅苦しさを軽減しつつ、仕事着としてふさわしいきちんと感のある服装を指します。
オフィスで着ることはもちろんですが、取引先を訪れる際に着用しても問題ないフォーマルさと上品さのあるファッションが基本です。
ビジネスシーンで着る服装としては、ビジネスカジュアル以外にオフィスカジュアルがあります。
オフィスカジュアルとは、社内で仕事をするのにふさわしい派手すぎない服装のことを指し、ビジネスカジュアルよりもさらにカジュアルダウンした着こなしです。
ただし、あくまでも仕事着なので、会社の規則やルールを確認したうえで、清潔感やきちんと感のある装いを心掛けましょう。
オフィスカジュアルとは、スーツなどのフォーマルウェアを少しカジュアルダウンした服装のことを指します。カジュアルといってもビジネスシーンで着る服装のため、清潔感やきちんと感があり、カジュアルすぎないアイテムを選ぶことが大切です。そこで今回[…]
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女性のビジネスカジュアルの基本的な服装・アイテム
ビジネスカジュアルは、相手に与える見た目の印象だけではなく、仕事がしやすい服装であることも求められます。
ここからは、女性のビジネスカジュアルの基本的な服装、そろえておきたいアイテムを紹介します。
ジャケット
きちんと感やフォーマルさを演出できるジャケットは、ビジネスカジュアルとして1着は持っておきたいアイテムです。
ビジネスシーンでは定番のテーラードジャケットはもちろん、ノーカラージャケットを羽織って、柔らかい雰囲気を演出するのもおすすめです。
また、ジャケットは単品で着回すのも良いですが、セットアップでそろえておくと便利です。
セットアップで着るとスーツのようなフォーマルさが生まれるため、大事な商談やプレゼンテーションなど、よりきちんと感を出したいときに役立ちます。
パンツ
女性のビジネスカジュアルには、センタープレス入りのパンツスタイルがおすすめです。
上品できちんとした印象に見えるだけではなく、真っ直ぐ縦に入ったラインが脚をすっきりと見せてくれる効果も期待できます。
スーツのパンツのようなスラックスタイプが基本ですが、クロップドパンツやワイドパンツ、テーパードパンツなどをはいても問題ないでしょう。
カジュアルな印象の綿（コットン）は避け、ウールやポリエステルといった光沢感がある素材のきれいめパンツを選ぶのがポイントです。
外回りが多い人は、動きやすいストレッチ性に優れたパンツにすると良いでしょう。
膝丈スカート
女性のビジネスカジュアルでは、スカートスタイルも多く見られます。
ただし、ロングスカートやボリューム感のあるフレアスカートなどのリラックス感があるものや、丈が短すぎるものは避けたほうが無難です。
スカートは膝が隠れるくらいの丈がベストです。清楚で上品な印象の着こなしができるだけではなく、足さばきが良く動きやすいというメリットもあります。
インナー
女性のビジネスカジュアルで着るインナーには、シャツやブラウス、ニットなどがあり、男性よりもバリエーションが豊富です。
ジャケットを着たり脱いだりすることを想定して、シワになりにくいものやハリ・光沢感があるもの、シンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
光沢感があるきれいめなTシャツやワンポイント程度のデザインであれば、インナーとして着ても問題ありません。
なお、柄ものや派手なプリントが施されているトップス、綿（コットン）のTシャツは、カジュアル感が強くなるため避けたほうが無難です。
シューズ
シューズは、服装と同様きちんと感やフォーマルさがあるものを選ぶのはもちろん、歩きやすさもしっかりと確認しておきましょう。
例えば、ヒールが高すぎないパンプスやストラップ付きサンダル、フラットシューズ、ローファーなどが、女性のビジネスカジュアルに合わせやすいです。
また、雨や雪の日は防水タイプのシューズを履くのもおすすめです。
女性のビジネスカジュアルの注意点・マナー
ビジネスカジュアルは、スーツよりも堅苦しさや窮屈さを軽減できるとはいえ、ビジネスシーンに適した服装を意識する必要があります。
ここでは、女性のビジネスカジュアルで覚えておきたい注意点やマナーについて紹介します。
露出は控える
ビジネスカジュアルでは、露出度の高い服装はNGとされているため、体のラインが出やすい服装や胸元の開いたトップス、ミニスカートなどは控えましょう。
また、ボトムスの種類や丈の長さに関わらず、ストッキングを着用するのもマナーです。
カラーは3色以内
配色が多い服装や派手な色の服装はビジネスシーンで浮いてしまったり、取引先に良くない印象を与えてしまったりすることが考えられます。
そのため、ビジネスカジュアルのコーディネートには、黒やグレー、ネイビー、白、ベージュなどの落ち着いたカラーのものを選び、使用するカラーは全身で3色以内にするのがポイントです。
コーディネートのアクセントとして色味を取り入れるなら、パステルカラーやスモーキーカラーなど、柔らかくて上品な色が適していますが、カラフルな印象にならないよう色使いに注意しましょう。
きちんと感を意識する
女性のビジネスカジュアルは、仕事のしやすさだけではなく、相手に与える印象を考慮しながら服装を選ぶことが大切です。
コーディネートするときは、ビジネスシーンに合ったきちんと感や清潔感のある服装を意識しましょう。
また、ビジネスカジュアル用のアイテムには、シワになりにくいものや自宅での洗濯に対応しているものを選ぶと、清潔さを保ちやすいためおすすめです。
なお、スニーカーや大きめのローゲージニットなどは、きちんと感が薄れてしまうため避けるようにしましょう。
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ビジネスカジュアルで女性らしいおしゃれを楽しもう
女性のビジネスカジュアルは、スーツよりもラフさがあり、オフィスカジュアルよりもきちんと感がある服装です。
スーツのようにジャケットとボトムスをセットで着る必要はありませんが、セットアップをそろえておくと一緒に着るだけではなく、それぞれで着回すこともできます。
今回紹介したアイテムや注意点も参考にしながら、まずは基本の服装から始めてみてはいかがでしょうか。
- オフィスカジュアル
